1on1の質問例50選|目的別にそのまま使えるテンプレート

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「今日、何話そう」と思いながら1on1に臨んでいませんか

1on1を導入したものの、気づけば業務の進捗確認で終わっている。沈黙が怖くて、つい自分ばかり話してしまう——1on1が機能しない原因の多くは、「何を聞くか」の引き出しが足りないことにあります。

このコラムでは、目的別にそのまま使える質問例50を紹介します。形骸化の構造的な立て直し方は1on1ミーティングが形骸化する中小企業へで解説しているので、あわせてご覧ください。

質問の前に——1on1の4つの目的を区別する

1on1の質問は、目的によって4種類に分かれます。①関係構築(信頼の土台づくり)、②業務支援(仕事の障害を取り除く)、③キャリア支援(成長と将来を考える)、④コンディション確認(心身の状態を把握する)。毎回すべてをやる必要はありません。今日の1on1はどれが目的かを決めてから臨むだけで、質は大きく変わります。

①関係構築の質問(1〜12)

1. 最近、仕事でうれしかったことは?
2. 週末はどう過ごした?(話したい範囲で)
3. 最近ハマっていることは?
4. 今の仕事で一番好きな部分は?
5. 逆に一番エネルギーを消耗する部分は?
6. 私(上司)にもっとこうしてほしい、はある?
7. チームの雰囲気、最近どう感じてる?
8. 誰かに感謝したいことがあれば教えて
9. 入社してから一番印象に残っている出来事は?
10. 仕事で大事にしている自分なりのこだわりは?
11. 最近「面白い」と思った情報やニュースは?
12. この1on1の時間、どう使えたら一番いい?

②業務支援の質問(13〜25)

13. 今、一番引っかかっている仕事は?
14. それが進まない原因は何だと思う?
15. 私が取り除ける障害はある?
16. 今の業務量は10段階でいうとどれくらい?
17. 手放したい業務・減らしたい業務は?
18. 逆にもっとやってみたい業務は?
19. 今のやり方で非効率だと感じるものは?
20. 判断に迷っていることは?
21. 誰かとの連携で困っていることは?
22. 期待されている成果は明確になっている?
23. 私からのフィードバックで役立ったもの・そうでないものは?
24. 次の1ヶ月で一番集中したいことは?
25. この仕事、そもそも何のためにやっているか腹落ちしてる?

③キャリア支援の質問(26〜38)

26. 1年後、どんな仕事ができるようになっていたい?
27. 3年後のイメージは持ててる?(漠然とでOK)
28. 最近、成長を実感した瞬間は?
29. 今の仕事で伸ばせているスキル・伸ばせていないスキルは?
30. 挑戦してみたい役割やプロジェクトは?
31. 社内でロールモデルになる人はいる?
32. 学んでみたいこと・取りたい資格はある?
33. 自分の強みはどこだと思う?
34. その強みは今の仕事で活かせている?
35. キャリアの選択肢を広げるために、会社ができる支援は?
36. 半年前と比べて、できるようになったことは?
37. 今の延長線上にない仕事で、興味があるものは?
38. 将来のことを誰かと話す機会はある?

④コンディション確認の質問(39〜50)

39. 最近、よく眠れてる?
40. 今のコンディションは10点満点で何点?
41. その点数が1点上がるとしたら、何が変わったとき?
42. 仕事のプレッシャーはどのあたりから来てる?
43. 休みはちゃんと取れてる?
44. 残業が続いているけど、体は大丈夫?
45. 仕事以外で気がかりなことがあれば(話せる範囲で)
46. チームの中で気を使いすぎて疲れることはある?
47. 最近笑ったのはいつ?
48. 「ちょっと限界かも」と感じたことはある?
49. 困ったとき、誰に相談できてる?
50. 今日話せてないことで、本当は話したいことある?


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NG質問5選——善意でも逆効果になる聞き方

①「辞めたりしないよね?」——本音を封じる最悪の質問。②「なんでできなかったの?」——詰問は1on1を評価面談に変えてしまう。③「やる気ある?」——答えは一つしかなく、対話が死ぬ。④プライベートの深掘り——家庭・恋愛・健康は本人が話し始めたときだけ。⑤「うちの会社どう思う?」——漠然としすぎて建前しか返ってこない。

質問より大事な「聴き方」

50の質問より効くのは、話す割合を部下8:上司2にすることです。沈黙が生まれても、すぐ埋めない。部下が言葉を探している時間こそ、1on1で最も価値のある時間です。

そして、上司には話せない本音が必ず残ることも知っておいてください。評価者には言えないキャリアの迷いや会社への不満は、守秘義務のある社外の専門家との面談が受け皿になります。社内1on1と外部キャリア面談の使い分けはキャリアコンサルティング面談とは?守秘義務と本音を引き出す仕組みをご覧ください。

まとめ|引き出しが増えれば、1on1は怖くなくなる

1on1の質は、才能ではなく準備です。今日の目的を1つ決め、目的に合う質問を2〜3個選び、あとは8:2で聴く。この型だけで、1on1は「気まずい時間」から「部下が一番本音を話す時間」に変わります。

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